ユク朗ノマドBlog

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「インプット大全」本紹介

学び効率が最大化するインプット大全

樺沢紫苑 著

私たちは1日の多くの時間をインプットに費やしています。例えば、本を読んだりスマホをみたりテレビを見たり。

そんな中、「ここ一週間インターネットで見た情報」を聞かれたときに何個答えられるでしょうか。ある実験では175人に聞いて、一人当たり平均3.9個しか覚えていなかったようです。一日20個の情報を見ているとしたら、1週間で140個。かなりの情報が記憶されず抜け落ちていますね。

それではインプットとは言えません!読んだつもりや見たつもりではなく、確実に知識として蓄える、そして学びの効率を最大化するための術を見ていきましょう!

アウトプットを前提にインプットする

まず、アウトプットとインプットの理想的な割合は何 対 何かご存知ですか?

なんと7:3です!ここまでアウトプットをできている人はなかなかいないのでは。

なぜアウトプット前提のインプットが効率の良い学習に繋がるのか。それは、心理的にプレッシャーのかかる状態になり、脳内物質ノルアドレナリンが分泌されるからです!

アドレナリンには、集中力、記憶力、判断力、思考力を高める作用があります。何をするにしてもアウトプットを前提にすることで様々なことから学びを得られます。実践していきましょう。

ちなみに2週間で3回アウトプットすることで、記憶は定着しやすくなると言われています!

生で聞く

本や動画、様々なインプットの方法がありますが、生で聞くというのは様々な要素があり記憶に定着しやすい。というのも、セミナーなど生で聞く学びには「言語的情報」と「非言語的情報」の二つを受け取ることが出来るため、感動も大きく効率の良い学びができるのです。感動すると、記憶能力を増強するドーパミンが分泌されるからです。

非言語情報には、外見やしぐさ、声の強弱などがあります。そのためセミナーや講義では最前列に座り、様々な非言語情報を受け取るのが生で聞く際の最も効率良い学び方といえるでしょう!

音を使う

音声を聞いて学習するメリットは様々です。移動中でも、活字が苦手な人にも向いています。

インプット中に聞くBGMや音がどのように作用するかも見ていきましょう。

まず、勉強するときに音楽をかけると効率は著しく下がるということが、様々な研究から明らかになっています。人間の脳は多数のことを同時にこなす「マルチタスク」が出来ません。つまり「勉強」と「音楽を聴く」のを同時にやってしまっているということ。好きな曲を聴いて勉強がはかどってると感じる理由は、好きな曲により、ドーパミンが分泌され「楽しい」気分になっているからです。実際に効率が上がっているかは別。

勉強する際、無音が良い人と軽い雑音がある方がよい人の2パターンがいるそうです。自分がどちらなのか確かめてみるといいかもしれませんね。

美術鑑賞する

まず美術鑑賞をするメリットですが、創造性を活性化させることが出来ます。AIが社会進出してくる時代に創造性は必要不可欠。さらに、脳の非言語領域が活性化したり、癒し効果もあります。アメリカやイギリスのビジネスマンの間で、アートは必須のビジネススキルであるという認識らしいですね。

美術鑑賞に関する本も買って読んでみようと思っています!

そして大切なのは鑑賞後に必ずアウトプットするということ。

終わりに

他にも心理学や脳科学などを基にした多数の知識を得ることができる「インプット大全」かなりオススメです!効率の良い勉強法のみが書かれている訳ではなく、普段の生活を学びに帰る方法を書かれているのもかなり為になる点です。インプットとアウトプットはセットであるということを忘れず行動していきたいですね。

 

良ければまた読みに来てください!シェアなどもよろしくお願い致します。

 

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