本日紹介する本はD・カーネギー 著
「人を動かす」
僕が読んだのは1999年初版発行の新装版でした。
これだけ古い本なので、当本に出てくる様々な例えも昔のものになっています。現在の人が読んでもあまりピンとこない例もあるとは思いますが、今日でも読まれている理由は、読んでみるとわかると思います!
全346ページの読み応えのある本ですが、例えなどが多くなっているため、全てを真剣に読むのではなく、大切な所を熟読するのが効率の良い読み方だと感じました。
英語でのタイトルが「How to win friends and influence people」であるように、人間関係において大切なことが言及されています。ビジネスではもちろん、友人や夫婦関係にも使えることが様々でした。
重要だと感じた3つ
人の名前を覚える
人は誰でも、自分の名前に対して敏感です。
各々の最も関心のある言葉は「その人の名前」であるとも言えるでしょう。だからこそ「人の名前を覚える」ということは重要なのです。
覚えるのが苦手だという人は、自分は仕事ができないと言っているのと同じ。その人の名前と特徴をメモしておくなどして、覚える努力をしましょう!
重要感を持たせる
自分が重要な存在であるということを理解させることが、その人を動かすために必要不可欠なことです。
認められるというのが、人間の欲の中でも優先順位では上位にくる欲求です。
どんなに地位の高い人でも、小言を言われて働くときよりも、ほめられて働く時のほうが、仕事に熱がこもり、出来ぐあいもよくなる。その例外には、まだ一度も出あったことがない 当本より引用
相手の関心のありかを見ぬく
相手が好きなことについて知っておくことが、人間関係を築くことにおいてとても重要ですよね。
そのことを話題にすることで、人の心をとらえやすくなることは想像つくと思います。相手の関心を見抜くことはお互いの得になります。関心があることについて話している時は楽しいし、そのことについての知識をアウトプットできます。
さらにそれを聞いている方も相手が関心のある分野についての知識を広げていけますよね。
おわりに
ビジネスパーソンや人間関係に悩んでいる人、特に人に指示を出す役職の人には読む価値が十分にあります!読み方は重要だと感じる所のみしっかり読むだけでもいいので是非!
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