マンガでわかるWebマーケティング 改良版 Webマーケッター瞳の挑戦
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Webマーケティング未経験の方でもわかるように、用語を丁寧に説明されていて、Webマーケティング入門にふさわしい本でした。この記事は本書で紹介された用語をまとめたものになります。
Webマーケターの瞳さんという方が主人公で彼女が実際に働く現場を読むことでよりリアルに学べます。割合で言えば体感マンガ2割、文章8割という感じ。
この本はKindle Unlimitedで読み放題に含まれてます、３０日間お試しは無料なので是非↓↓↓
あらすじ
Webマーケティングコンサルタントの瞳が大手住宅メーカーを担当し、その中で起こる課題を解決していくストーリーになっており、物語形式でWEB用語を学べます。
例えば、KPI（重要業績評価指標※下記に説明あり）の設定に失敗し、WebページのPV数は上がったが、コンバーション率は上がっていなかった会社に対し、流入経路分析をして不要な広告の撤廃、LPO（ライディングページ最適化※下記に説明あり）によりコンバーション率を上げることに成功しています。
ほかには、データの活用方法、トラブル時の対処、人為的トラブルの防止、メルマガについてなど様々な事例をもとに物語が進みます。
本書で紹介されているWebマーケティング用語
UU
Unique User 重複をカウントしないユーザー数。
セッション数
延べ人数のこと。１００人が2回使ったら延べ人数は２００人。
CVR
コンバーション率 Convertion Rate
アクセスしてきたユーザーがどの割合でコンバーション(成果）に至ったかを示す数値。
例：販売サイト CVR＝販売数÷セッション数
資料請求サイト CVR＝資料請求者数÷UU数
CTR
Click Through Rate クリックされた数が母数に足してどれだけの割合か。
CPA
Cost Per Acquisition 1件の獲得に対し、いくらマーケティング費を支払ったか 単位は円で表される。
マーケティング費÷獲得件数
ROAS
Return On Advertising Spend その売り上げを出すために広告費をいくらかけたのか 単位は％で表され１００以上が良いとされる。
売上÷マーケティング費
KPI
Key Performance Indicator 重要業績評価指標
目標達成に向かってプロセスが適切に実行されているかどうかを計測する役割がある。すべてのメディアとチャネル全体を捉えた一気通貫のKPIを策定することが現在の企業に重要視される。
KGI
Key Goal Indicator 重要目標達成指標
企業が最終的に目指す数値目標のこと。KGIの施策が計画通り実行され達成できそうなのかをKPIで測れる。
カスタマージャーニー
顧客が商品やサービスを知り、興味を持ち、購入し、リピーターになりファンになるまでの「感情」「思考」「行動」のプロセスのこと。
GA（Google Analytics)などのアクセス解析ツールを使うとある程度分かる。それを図解化したのがカスタマージャーニーマップ。
LPO
Landing page optimization ライディングページ最適化
ユーザーの興味に合わせて、WEBページを複数用意し、出しわけること。LPO対策を行うために導入するユーザーのニーズのパターン数に合わせたページ数が必要。
ユーザーの興味に合わせるために主人公瞳が検索ワードによってWebぺージを変えるシーンがマンガで描写されています。
チャネル
「流通経路」とそれに携わる業者、組織を指す。
ビッグデータ
「企業の事業活動プロセスにおいて、企業側、顧客側、関連メディアなどで生成されるすべてのデータ。
そのデータは売上、販売、在庫、顧客、生産などの一定のフォーマットにできる構造化データと、
文章、発言、映像、画像、音声などの非構造化データの大きく二つに分けて考えることが多い。
DMP
Data Mnagement Platform ビッグデータ群を管理、分析し、お客様に対して有効なアプローチをするためのプラットフォーム。
DWH
Data Warehouse データを経営の意思決定やマーケティングに有効に活用できる状態で格納し、分析やアクションプランを実行しやすくするプラットフォーム。
MA
Marketing Automation 新規顧客の開拓、既存のリピートかんアドへの施策を自動で行うための仕組みやツール、プラットフォーム。
まとめ
これらの専門用語がどんな場面で使われるのか、マンガを通してリアルに学べるのがこの本の素晴らしい部分です。他にも、Webマーケティングで事故やトラブルを防ぐための方法や、どのようにして契約獲得を増やすのかなど、基礎が詰まった本です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。
