本日紹介する本は
アイデアのつくり方 A Technique Four Producing Ideas
ジェームズ・W・ヤング 著 今井茂雄 訳 1988年初版発行
全100ページで発想力をつけるための普遍的な術がここに記されています。そのうち38ページはジェームス・ヤングさんが執筆したものではなく、解説が書かれているので、読むのは62ページでも十分だと思います。
いまから訳30年前に発行された本ですが、アイディアを生み出すためにすべきことが十分に言及されています。とても短い本ですので、時間がないビジネスパーソンにも自信を持っておすすめできます。
アイディアについてまず理解しなくてはいけないことが
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
当本より引用
だからこそ、意味のないと思われる大学の講義でも真面目に受けておくべきだとこの本には書かれています。何と何がむずびついて新しいアイディアになるかはわかりませんからね。
この本では、アイディアを作るためにすべきことを5つのステップに分けて丁寧に言及していますが、このブログでは3つに分けて説明したいと思います。
3つのステップ
資料集め
先ほども書いた通り、アイディア=既存のものの組み合わせ
であるため、アイディアを生み出すために様々な情報をインプットする必要があります。
インプットするべき情報は、
・特殊な知識
・一般的な知識
この二つに分けられます。
特殊な知識とは、
仮に広告を作るためのアイディアを生み出したいとするなら、その商品に対する知識のことだ。売り出すものについて細かく知るらなければ、宣伝も浅はかなものになるのは当然。
一般的な知識とは、
普段の生活でよく目にするものや、一般教養があたります。今の流行などもこれに含まれると僕は考えています。
熟考する
収集した資料を紙などに書き出し、並べて考え続ける必要があります。そうしていると、部分的なアイディアを思いつくこともあるため、些細なことでも必ず書き留めておくこと。常にそれについて考えるということをしなければならない。
そして考えすぎるとよくわからなくなってきますよね。経験がある人もいるのでは。
そうなれば次のステップです。
リラックスする
いきなりどうした!?って感じですよね(笑)
でもアイディアを得るためにはこの作業は必要不可欠。考え抜いただけでは、アイディアは得られません。考え抜いた後にリラックスし頭を整理する必要があるんです。
スティーブ・ジョブズもひらめくのは「歩いている」ときだった」らしいです。運動することで脳が活性化しているということもありますが、外を散歩することで、一度リラックスし考え抜いてこんがらがった頭を整理していたためとも言えます。
このような体験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
リラックスしている間、ふと思いつく。これが最後のステップ。そして思いついた後は微調整を加え、使えるアイディアにすることが重要です。
おわりに
たしかに、考えているときではなくふとした時に良いアイディアを思いつくことはありますね。この時代に求められるものの一つとして発想力は必ずあげられるでしょう。
この本に書いてあることを実践してアイディアマンを目指しましょう!
このブログでは、本紹介のほかにもアウトドアについてやためになる情報を発信していますので、ぜひまた読みに来てください!シェアやコメントなどもよろしくお願いします。
本紹介のインスタグラムもやってます。
http://instagram.com/r_books51/
フォローお願いします!