シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント
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今回紹介する本はこちら
米国をスタートアップ大国にした、シリコンバレーの生きる伝説との呼ばれるナヴァルラヴィカントさんの考え方がまとめられた本です。
富(稼ぐための方法や考え方)と幸福(幸福になるための方法や考え方、哲学) 大きく分けてこの二つに焦点を当てて書き進められています。
この記事では、おもに前者の富について筆者が重要と感じる部分をまとめています!
この本はpdfから無料で読むこともできます。
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目次
どんな人物?
ナヴァル・ラヴィカント
How to Get Rich (without getting lucky):
— Naval (@naval) May 31, 2018
エンジェル投資家として有名で、そのほかにも初期のTwitterや、Uberにも投資していた天才です。twitterでは200万人ものフォロワーがいます。
インドで誕生しアメリカに移住。決して裕福とは言えない家庭で育ちました。託児所代わりに行っていた図書館で、片っ端から読書をして幼少期を過ごしたようです。
21歳、ダートマス大学卒業(コンピューターサイエンスと経済学を専攻)。
25歳、エピニオンズを創業、CEOに就任。
33歳、小規模なベンチャーキャピタルファンド、ヒットフォージを設立。
36歳、エンジェルリストを立ち上げる、Uberに投資(2010年)。
44歳、”年間最優秀エンジェル投資家”に選出
3種類のレバレッジ
成功にはレバレッジ(てこ)を使うことが必須条件。レバレッジには大まかに分けて3つの種類があります。
1,労働
これは最古のレバレッジで、人を雇って利益を増幅させていく方法。
人を動かすのは、難易度が高くかなりのと卒力が必要です。間違うと反乱が起きてしまうリスクのあるレバレッジ
2,カネ
20世紀に莫大な富を得るために利用されたのがこのレバレッジ。資産運用のスキルがあれば、動かす人を増やすよりも、動かすカネを増やす方が簡単だと書かれています。
3,限界費用ゼロで複製できるプロダクト
これこそ意識すべきレバレッジで、
追加の複製コストがゼロに近いプロダクトのこと。
例えば、メディアやプログラミングコード、本、映画などがこれに当たります。
本を一度書いてしまえば、YouTubeも一度動画を編集し投稿すれば、働かなくともその本や動画が常に働き続けてくれるということです。
限界費用ゼロで複製できるプロダクトの何が良いのかというと、
非許可型であるということ。
コードを書いてwebサービスを作るのも、YouTubeに投稿するのもいちいち許可がいりません。1の労働であれば、働く人の許可、2のカネであれば銀行や投資家などからの投資を受け取る必要があります。
誰にでも平等に与えられているのがこの新しい形のレバレッジということです。
自分の「名」のもとに取り組む
富を得るためにはレバレッジが必須であり、それを得るために自分の名で信頼を気づいていく必要があります。
説明責任を引き受けるということ。
成功すれば自分の功績になり、失敗すれば矢面に立たされます。そういった自分の名のもとに失敗するリスクを張れる人が莫大な富を得ることが出来るとのこと。社会はその見返りとして、責任、レクイティ、レバレッジを与えてくれます。
より高い利益は「上流」にある
例えば、家の修繕では、建築業者は5万ドルで修理を請け負い、時給15ドル程度で人を雇って残りを利益にするとします。
この時建築業者が明らかに望ましい立ち位置にいるのは、説明責任を負っているから。
まとめ
・レバレッジを利用する。
コードやメディア、労働、カネ
・説明責任を持つ
是非、できるものから一緒に実践していきましょう。
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かなりオススメの本。この記事で紹介できたのは1部ですので、是非読んで頂きたいです。