罠猟免許を取得したい方におすすめの漫画
「罠ガール」
罠ガール1巻の初版発行は2017年12月。
すでに5年ほど連載されている漫画ということですね!(2022年8月現在)
作者は緑山のぶひろさん ツイッターはこちら↓
「罠ガール」第7巻、本日1月27日発売です。既刊共々よろしくお願いします!https://t.co/Ii8pMXRd0O pic.twitter.com/6ogBCJM9vV
— siho@罠ガール7巻発売中 (@siho0203) January 27, 2022
わな猟免許を取得している田舎暮らしの女子高生「千代丸(ちよまる)」が害獣被害に苦しむ方のため、罠猟など様々な対策を立てていきます。その中で、有害鳥獣問題、ジビエや猟の魅力など、読者も千代丸と一緒に学べる構造になっています!
ジビエや猟、有害鳥獣対策に興味がある方は読むべきマンガです。
こちらが罠ガールの宣伝動画です。
実際に読んでみて、学べた点を紹介していきます!
「罠ガール」から学べる3つ
有害鳥獣被害について
1巻から、様々な有害鳥獣による被害が書かれています。シカ、イノシシ、サル、タヌキ、アライグマ、カラスなど
畑が荒らされ、動物によって荒らされ方が違っていたり、対処の仕方が変わります。
例えば、イノシシは罠にかけると、かなり激しく暴れるため、周りの地面もほりかえされたようにあれた状態になります。
スイカの食べられた痕から動物を推測することもできます。アライグマは手先が器用なためスイカに小さな穴をあけてそこから手を入れてスイカをすくうようにして食べるようです。
イノシシにはイノシシのアライグマにはアライグマの捕まえ方、おびき寄せ方など、絵と文字を通してみることが出来るためわかりやすく楽しく学べました。
2種類の罠
1つが、くくり罠でもう一つが箱罠です。両方メリットやデメリットがあり、捕まえる鳥獣によっても使い分けます。
くくり罠
くくり罠は獲物が罠を踏むと、ばねによって罠が作動しワイヤーで獲物の脚をくくり捕獲する罠です。
仕掛けるには獣道を見つけ、獲物に踏ませる工夫が必要になります。明らかに難易度が高そうですよね。
物をまたいで歩く習性から下のイラストのように枝などで、踏ませる位置を誘導するのが良いようです。
雑な絵ですみません(笑)
メリットは安価で、様々な場所に設置できるということ。
デメリットは箱罠に比べ難易度が高い。
箱罠
餌で獲物を誘き寄せることができるため、メリットはくくり罠より難易度は低めだということ。しかしデメリットとしては、シカやイノシシなど大型な獣を捉えるには大きい箱罠が必要となり、コストが高めになってしまいます。
アライグマ、ハクビシン、タヌキなどの獣は箱罠だと捉えやすいようです。
わな猟免許の試験内容
主人公の千代丸は既にわな猟免許を持っているのですが、レモンちゃんという友達が千代丸に害獣対策を頼んだり、手伝ううちに感化され、彼女自身もわな猟免許試験に挑戦します。
その中でどのような試験なのかを見ることができます。
知識試験や技能試験があり、どの鳥獣が捕獲可能なのか、どの罠を扱えばいいのかなど、様々な課題が出されていました。
例えば、くくり罠、箱罠のほかにトラバサミという罠もありますが、トラバサミは鳥獣保護管理法により使用が禁止されています。
知識問題では三肢択一式の30問で70%以上正解で合格とのこと。
知識問題を合格した方が技能試験に進んでいました。
技能試験では実際に箱罠を仕掛ける試験もあり、イラストや文章だけで理解し自力で設置できるようになるのはかなり難しそうなので、事前に研修に参加しておく方がいいと感じました!
私自身もわな猟免許を取得する予定なので、実際にイラストで見ることができてとても為になりました。
タヌキとアライグマ、見分けられるようにならねば(笑) 2匹ともかなり似てると思います(笑)
以上、罠ガールから学べた3つでした。
狩猟に興味のある方には、とても面白く勉強になる内容です!
気になった方、狩猟に興味のある方是非!
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