ユク朗ノマドBlog

学んだことをシェアしていく雑記ブログ。 読書、キャンプ、植物、アクアリウムなど。 

泣けるビジネス書【運転者】

運転者

喜多川 泰 著

面白いしためになる、小説型のビジネス書で、プロローグからの伏線回収が見事でした。読んでいて2回は泣きました(笑) 何か迷ったとき、臆病になったとき是非読んで頂きたい本です、自分自身も読み返します。

この本はアマゾンプライム会員ならPrime Readingで無料で読めます!さらに今なら30日間無料。↓↓↓

Amazon.co.jp: Amazon Prime

Prime Readingの読み放題の量は1200冊以上に対しKindle Unlimitedは200万冊以上

こちらも無料お試し期間が30日あります。

 

あらすじ

人生に行き詰った主人公の修一が、あるきっかけで不思議なタクシーに乗り、そのドライバーは自身について「運を転ずるのが仕事だ」と言います。

はじめは、ドライバーを疑う修一すが、様々な場所に運ばれるたびにドライバーを信じ始め、言われた通りに行動するようになります。

そんな奇妙な生活のなかで、とは、努力とは、生き方、家族との関係など多くを学んでいきます。

主人公修一の視点で一緒に学べて感動できる最高の本。

 

チャンスを掴むには

上機嫌でいること

ドライバーは常に修一に対し上機嫌でいるよう伝えました。

運が劇的に変わるとき、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナがすべての人にあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になるんです。

喜多川泰. 運転者 未来を変える過去からの使者 (p.43). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版. 

上機嫌でなければ、イライラしてこの場が早く終わってくれないだろうかなどと考えてしまうことがあると思います。それがチャンスを逃しているということです。

不機嫌な人に話しかけたいと思う人はいません。常に上機嫌でいることは大変なことですが、それだけ価値のあることでした。

修一が不機嫌なことで、チャンスを逃すシーンが何度も書かれています。自分ならこの場面でどうするか、考えながら読むのも勉強になると思います。

損得じゃなく興味をもつ

自分の利益になるかどうかだけで動いては、チャンスは逃してしまいます。何がどういうところと繋がって、自分にどんな影響を与えてくれるかはわからないのです。知らないことに興味を持って、行動してみる、聞いてみる、自分から興味を持ちアクションを起こすことで思いもしない出会いがあるということです。

努力について

世の中の人はみんな、そうやって誰かの努力する姿にエネルギーをもらって自分を動かしている

喜多川泰. 運転者 未来を変える過去からの使者 (p.138). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版. 

自分が努力していることになると、短い期間、狭い世界で考え、努力が報われていないと考えてしまう。それは間違いだとドライバーは言います。

成果が出るのは10年後かもしれないしそれより先かもしれない。成果が自分に現れるとも限らない、身近な大切な人かもしれないし、世代を超えて現れるかもしれない、と。世界にプラスになるように動くことが自信の成功や自分の周りの幸せにつながるというように筆者は解釈しました。

まとめ

この本で初めからドライバーが繰り返し言う「上機嫌」と「興味」この二つを筆者自身も意識して生きていきたいですね。

個人的に好きな場面で、ドライバーに運ばれ修一がとあるバーに行く場面があります。そこで出会う男性の生き方や考え方はとてもいい学びになりましたし、心を打たれました。是非本書を手に取って読んでいただけたらと思います。

  

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。この記事が少しでもお役に立てると幸いです。