ユク朗ノマドBlog

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医学的に正しく「ととのう」 本紹介 医者が教えるサウナの教科書

医者が教えるサウナの教科書

加藤容崇 著

医師が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

 

昨今のサウナブームで年齢や性別に関わらず様々な方がサウナに通うようになっています。

 

 

「ととのう」のが気持ちいい、

なんとなく身体に良さそう、

ダイエットになる?

などなんとなく通っている人も多くいらっしゃると思います。

 

 

そんな方々に是非読んで頂きたい!

 

 

なぜ、どうやって「ととのう」のか、どうして身体にいいのか、本当に痩せるのか

 

仕組みを知ることで普段なんとなく入っていたサウナの質が格段に上がります。

 

まず、本書で言う「サウナに入る」とはなんなのか。

 

サウナに入るとは

サウナー水風呂ー小休憩 このセットのことを言います。どれも欠かせません。

 

そして、それぞれの間はできるだけ短い方が良い。サウナの後にすぐ水風呂へ水風呂のあとすぐに休憩。

 

そのようにサウナ、水風呂、ととのいイスが近い場所にあるというのも、良いサウナの条件と言えるでしょう。

 

 

本書の中で、私が選んだサウナのメリット3選を紹介していこうと思います!

 

1. 脳疲労が取れる!

サウナに入ると、人間の脳は「危険な状態だ!」と判断し無駄な思考を止めます。

 

脳回路を2つに分けることができ、集中状態のCEN(セントラルエグゼクティブネットワーク)とぼーっとしたDMN(デフォルトモードネットワーク)があります。

 

 

ぼんやりしたDMNと集中のCENのエネルギー消費量はたったの5%しか変わらず、

DMNの状態から強制的に脳を休ませることができるということです。

 

 

2. 免疫力が高まる、肌質が改善される。

 

ヒートショックプロテイン70(HSP70)が関係しています。

 

 

簡単に、ヒートショックプロテインの効果は??

 

深部体温が38度を超えると多く分泌され、壊れた細胞の修復を行います。

 

 

深部体温が38度に達するのに必要なセット数はサウナのタイプによって異なります。

ドライサウナよりも、ウェットサウナ(低音でないフィンランド式)の方が深部体温は温まりやすいとのこと。

 

HSPが分泌させることで、紫外線による肌のダメージを修復したり、他の免疫細胞を増強してくれるため、見た目も改善され、より健康になれるということです!

 

 

 

3.睡眠の質が上がる

 

まずサウナに入った後の寝つきがいいことに気づいてた人もいらっしゃると思います。

 

それはなぜか。

DPGが拡大すると眠くなるから!

 

DPGとは?

身体の中心部の深部体温と手足などの末梢体温の差のこと。

 

 

末梢体温が深部体温よりも高くなり、その差が大きいほど人は眠くなる!

 

 

サウナに入ると体の中心まで温めることができ、その後の外気浴によって副交感神経が活性化し末梢の血流が増加。

通常は冷たい手足の先端(末梢)が温まるということ。

 

 

一方サウナから上がり中心部の体温は末梢に熱を奪われるため徐々に低下する。

このようにDPGが拡大し睡眠のスイッチが入ります。

 

 

良い睡眠とは長さではなく質が重要で、睡眠の前半に深い睡眠がくるとのことで、サウナに入った日は入らなかった日に比べて深い睡眠の長さが約2倍に。

 

後半は深い眠りが出現しないため、睡眠時間を2倍にしてもサウナ後と同じ効果は得られません。

睡眠導入の段階が重要ということです。

 

他にも、どうすればより「ととのう」のか、ダイエットにどう関係しているのか、うつ病の改善、おすすめのサウナなどサウナーやサウナーになりたい人に有益な情報が満載です。

 

サウナについて知ることで、マナーを守れる人も増えてくるとも考えます!是非本書を手に取って、さらに高いレベルのサウナーになりましょう。

 

 

サウナに入るときは、マイサウナハットやマイマットがあると気分もあがりますよね。

 

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サウナで人生をより豊かにしていきましょう!