ユク朗ノマドBlog

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水草水槽 CO2添加前と添加後の違い! 【CO2添加の必要性】

水草水槽にはCO2を!

アクアリウムを始めて、水草がうまく育たない、綺麗な水槽を作れないとお悩みの方、CO2添加はしていますでしょうか?

水草を含め植物の成長には光合成が必須です。

簡単に光合成とは

光を使い、吸収した二酸化炭素を糖などの有機化合物に変える。CO2から栄養を得ているということです!

光合成の副産物として酸素も生成されるため、ライトや水草が十分にある環境においてCO2添加でおさかな達が窒息する可能性は低いです。(※添加量の目安を守ってください。

この記事の目次

筆者はアクアリウム始めたての頃、うまく水草が育たず自分が目指す水槽のイメージとは程遠い形でした。

赤い水草は色が出ず、1週間後には買った時の状態から葉が溶けてボロボロになっていきました。

費用はかかりますが、やってみた結果、2ヶ月後水槽はここまで成長!

添加前と添加後の違い

添加後

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添加前

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ちなみ元々はこんな感じ(水草の種類は多少変更してます)

これはまだ水草買ったばかりのものを植えてるので状態はそこまで悪くないですが、ここからさらに悪化してました笑

左のロタラHraは一目瞭然かと思います。

添加前と添加後のロタラHraの写真も載せます。

添加前

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新しい水草を買っても日に日に葉が溶けて無くなっていくのがわかりました。葉のサイズも小さく色も悪い。明らかに弱々しい見た目です笑

添加後

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もちろん増えたら切って差し戻ししてますが、成長速度や葉の発色、葉の枚数など全く違いますよね。

そしてこのように綺麗な酸素の気泡をつけてくれるようになりました。しっかり光合成出来てるのが見て取れますね。

このように赤くするには光量も必要です。

コスパ最高 光合成ライト

 

Higger 水草育成ライト

↑オススメ!!

こちらは筆者も愛用しています!光量が十分にあるのはもちろんのこと、タイマー機能がついてこの値段。アクアリストなら1つは持っておいて損はないです。

おすすめ添加方法を2つ紹介

1.CO2ボンベを使う!

これが一番効率的。

最初からセットになってるCO2システムを買うのがオススメです。

ADAなどの有名ブランドのものはやはり高額なため、最初は手ごろなもので試すのが良いかと感じています。

↓↓↓こちらがコスパも良く、すべてそろっているため超オススメ


 

チャームCO2フルセット

写真↓

10,000円あれば始められ、ボンベが切れたら買い足す形になります。こちらのセットには5本の替えのボンベがついてるためお得。

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筆者の水槽では1滴/2.5秒で1ヶ月は持ちました。※ライト点灯時間に添加し消灯で止めてます。タイマー機能がついてるCO2セットもあります。

筆者は水槽がここまで変わるならかける価値があると考えますが、10,000円は高いという方、最初は安くCO2添加の違いを見たいという方には↓の方法がおすすめ。

2.コストをかけず発酵式で!

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発酵式CO2添加に必要なもの

ドライイースト

砂糖

砂糖水を作り、ドライイーストを加えることで発酵し二酸化炭素が生成される仕組みとなってます。

GEX発酵式スターターセットが有ればすぐ始められます。

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※こちらの拡散機は発酵式では圧が足りず使えないため、ほかのエアストーンで代用します。

なぜGEXはこの拡散機をセットにつけているんでしょうか?笑

このスターターセットには酵母とベースパウダーが入っているため、切れたら器だけ使ってドライイーストと砂糖で代用していきましょう!

デメリットは2つ!

・安定しない。

気温によって差が出ます。寒い時期は発酵しにくいため冬場の利用が難しくなります。

・手間がかかる。

ペットボトルに砂糖と水、ドライイーストを入れる作業が必要です。

ただ発酵式でも効果はしっかりと感じられます!

最初はお金をかけたくないという方は発酵式を試してみて、効果を感じられたらCO2ボンベのシステムを導入するのがいいかもしれません!

筆者も最初に発酵式を試し、その後ボンベを導入してます。

まとめ

CO2を添加することで、育成できる水草の種類も増えます。赤系水草(ルドヴィジアスーパーレッド、ミズユキノシタロタラHraなど)は基本的に必須。

うまく育つようになるため、趣味として格段に楽しめるようになりますし、インテリアとしてのクオリティが上がります!

さらにアクアリウムの沼にハマること間違いなし!

Twitter: https://twitter.com/yuku_camp

「ぼくは猟師になった」を読んで

ぼくは猟師になった」を読んで考えること

ぼくは猟師になった

千松信也 著

ぼくは猟師になった

こんな方にこそ読んでほしい!

・狩猟に関心のある方

・食について考えたい方

・自然が好きな方

スーパーには精肉された牛肉、豚肉、鶏肉が並び、それらが生きていたことなんて想像されず食卓に並んでいる。当たり前になってしまっているけど、それでいいのか。

僕はもともと狩猟に関心があり本書を手に取りましたが、改めて「食」について、「命」について考えるきっかけとなりました。

また自然や狩猟の魅力や保護の重要性も学ぶことが出来ます。

文章だけでなく実際に獲物をさばいている写真も載せられており、よりリアルに情報が伝わってきます。

わな猟と網猟

狩猟と聞くとライフルを使った狩りをイメージする方が多いかもしれませんが、著者の千松さんは「わな」や「網」をつかった猟をしています。

狩猟免許には4種類あります。

・第一種銃猟免許(散弾銃、ライフル銃)
・第二種銃猟免許(空気銃)
・わな猟免許
・網猟免許

それぞれの猟に適した獲物や方法があり、ひとくくりに「狩猟」とはいってもやってることは大きく違います。

わな猟とは

名前の通り罠をつかった猟で、主要な二つとして「くくりわな」と「箱わな」があります。くくり罠はワイヤーで獲物の一部(主に脚)を括って捕える手法で、箱わなは檻や箱の中に獲物が入ったら扉を閉めて閉じ込めることでとらえる手法です。

本書で主に使われているのは前者のくくり罠で、千松さんはこの手法で何十匹とシカやイノシシを捕えていました。

学びたい方はこちら「わな猟の教科書 第2版

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網猟とは

こちらも名前の通り網をつかった猟で、獲物は主に鳥類です。鴨やスズメを捉えるようです。鴨やスズメそれぞれに適した網や手法、時間帯があるようです。警戒心の強い鴨は夕方から夜にかけて、すずめは日中に猟が行われます。

すずめの肉は食べたことがないのですが、読んでいてとても食べてみたくなりました。同じ鳥類のため、鶏肉に似た味で柔らかく淡泊な味だとか。

けもの道なんて見てわかるのか

動物たちは自由奔放に歩き回っているわけではなく、いくつかの決まったルート「けもの道」を通り生活しているようです。わな猟(くくりわな)ではその獣道を見分け、適した場所に違和感なくしかけることが求められます。

けもの道は、普通の人が山を歩いても気づかないくらい目立たない道ですが、慣れると簡単にわかるようになります。

「ぼくは猟師になった p84より引用」

本当にわかるんだろうか(笑)と思いますが、いくつか手がかりがあるようです。

フンや足跡、枝の折れた後などから見つけるようですが、イノシシの場合であれば泥浴びをするヌタ場やドングリなどの食べ物が多い場所につながってるとのことでした。

山を観察して痕跡を見るだけでその場で何があったのか読み解く力が付くにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。目指していきたいです(笑)

獲物を無駄なく活用する

どのような調理法が合うのか、保存食(干し肉や燻製)にするための方法が書かれており、食以外でも革なめしの方法や、骨、角の使い道などが書かれていました。

命を奪うからこそ使えるものはすべて使うべきであるという考え方は猟師として持つべきものだと感じました。

具体的な方法は是非本書を手に取って読んでみてほしいと思います。写真やイラストもありイメージしやすいです。

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ぼくは猟師になった (新潮文庫 新潮文庫) [ 千松 信也 ]
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まとめ

もともとわな猟に関心があった自分にとって本当に読んでよかった本でした。狩猟の魅力だけでなく、具体的な知恵や手法、狩猟への考え方などを深く学ぶことが出来ました。少しでも気になった方は是非本書を手に取ってみてほしいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。